将棋とチェス、どちらが難しい?

将棋とチェス、どちらが難しい?

「将棋の方がマスが多く、獲った駒を使えるだけに複雑で難しい」といった声を時々耳にする。
数学的にそれはそうだろう。将棋もチェスも初心者の域を出ない私の個人的な意見ではあるが、体感としてはやや違う印象を抱いている。

次の手の選択肢は確かに将棋の方が多いのだが、チェスは一つ一つの駒の可動範囲が広い。飛車や角だらけの戦場という感じで、遠い場所から「まさか!」というような強烈な一撃が飛んでくる。序盤に致命傷を食らって、あっという間に投了ということも珍しくない。いきなり殺伐とした戦場の真っ只中に置かれる感じだ。フォートナイトで、どこにいるかわからない敵にスナイパー銃でヘッショされる感じと言えばイメージしやすいだろうか。(例えが間違っているかも)

将棋にはじっくり駒組みをしながら相手の出方を伺うといった落ち着きがある。もちろんチェスにも予備知識は不可欠だが、実際の対局では割とすぐに定跡から外れてバトルが始まるイメージが強い。

チェスは強烈な一撃が思わぬ方向から飛んでくる怖さが常にあり、油断できない。将棋は戦国の合戦のように徐々に形勢がどちらかに傾いていくイメージだ。
結論としては、将棋の方が覚えることが多くて難しいが、チェスの方が怖い。

もしかして、回答になっていない?

…反省します。